スピリチュアルな世界で「グランディング」という言葉があります。
それはエネルギー的に大地としっかりとつながることで、
「地に足を付ける」「落ち着く」といったメンタル面で効果があるものです。
それでは実際になぜ「グランディング」が必要なのでしょうか?
スピリチュアルが好きな方の中でも、どんなタイプの人が「グランディング」が必要で、
そしてなぜ丹田を鍛えた方がいいかお伝えしたいと思います。
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丹田はスピリチュアル?丹田とチャクラとの関係性について
丹田は厳密には3つの丹田が存在し、それぞれ「上丹田・中丹田・下丹田」が存在しています。
一般的な丹田はこの中の「下丹田」を意味し、別名では「臍下丹田」とも呼ばれています。
また、それぞれの丹田とチャクラの場所と役割に類似性も多く、本質的には同じ様なもの、という説も言われています。
<1.ルートチャクラ> ○位置:尾骨あたりに存在する。 ○役割:生命力、バイタリティー、本能 ○カラー:赤色
<2.セクラルチャクラ(下丹田・臍下丹田)> ○位置:おへそより数センチ下辺り(臍下) ○役割:意思、欲求(願望) ○カラー:オレンジ色
<3.ソーラープレクサスチャクラ> ○位置:みぞおち、胃・肝臓などの内臓周囲 ○役割:セルフイメージ、自己肯定感、自己重要感、自信 ○カラー:黄色
<4.ハートチャクラ(中丹田)> ○位置:心臓、胸腺(胸骨の裏)などの胸の中心辺り。 ○役割:他者とのつながり、愛 ○カラー:緑色
<5.スロートチャクラ> ○位置:のど辺り ○役割:コミュニケーション、自己表現。 ○カラー:水色
<6.サードアイチャクラ(上丹田)> ○位置:眉間の辺り ○役割:直感力、創造性(インスピレーション) ○カラー:藍色(濃い青色)
<7.クラウンチャクラ> ○位置:頭頂、ツボの百会 ○役割:魂、宇宙とのつながり ○カラー:紫色
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いかがでしょうか?
この様に丹田はチャクラの一部としても言われています。
あくまでそれぞれの文化から生まれた概念に過ぎませんし、
本質的には同じ様なものだと個人的には考えています。
丹田はスピリチュアルでいう「グランディング」する上で大切なエネルギー
チャクラの一部、という視点で丹田を語っていきたいと思います。
スピリチュアル的に丹田は現実、パワー、エネルギーの象徴として言われています。
ちょうど「第2チャクラ」の部分ですね。
よくスピリチュアルでは「地に足をつけたほうがいい」「グランディングが弱い」とアドバイスされる方も少なくないとは思います。
これは要するに、スピリチュアルという非現実的な世界観にさまよいやすく、
どちらかというと現実逃避してしまいがちなメンタリティの方々全般を意味します。
というのも以前の私もよく言われていましたので、言いたくなる気持ちも分からなくはないのですが、
正直けっこう傷つきます(苦笑)
ですが事実ではありますし、いつかは向き合わなくてはならないテーマでもあったので、
親心と言いますか、どうしてもアドバイスされてしまいがちです。
そんな中々この社会にうまく適応しにくい、ちょっと危なかったしい方々が、
全般的にグランディングを必要とする方達です。
どういった方達にグランディングは必要なのか?
それではグランディングが必要な方達の特徴を自分の体験談と照らし合わせてお伝えいたします。
<スピリチュアル好きでグランディングを指摘される方に多いパターン> ・丹田など下位チャクラ(1〜3)が弱く現実をしっかりみれない、苦手。 →ストレスや恐れで脳がフリーズしやすい、適正に働きにくい。
・意思が弱く、言動がコロコロ変わりやすい →発言に一貫性がなく、責任感が伴っていない。
・リーダーや頼りになる方に依存的。(安心したい) →主体性がなく、自力で何かを頑張ろうとする気力も少ない。 |
いかがでしょうか?
大体どんな方達なのか、イメージできましたよね?
共通して言えることは常に何らかの不安や恐れに支配されてしまって、
正常なメンタリティを保てられないことです。
ある程度の年齢までは守ってくれる親や兄弟、または先生などに恵まれていればいいのですが、
人によってはそういった良縁に恵まれず、傷ついたまま大人になる方も少なくありません。
社会問題の1つでもあるとは思いますが、
だからと言ってこのまま打たれ弱いままではこの現実世界をきちんと生きていくこともできません。
こういったメンタリティを打破する上でも、しっかりと丹田を鍛えてメンタルを強くする必要があります。
そういった心に何らかのダメージやトラウマがある方にこそ、
丹田を鍛えてグランディングを強くすることは必要だと個人的には感じています。
グランディングが弱いと、性格のよろしくないグランディングできている人にターゲットにされやすい
中には皮肉や、それこそ表面的にはスピリチュアルな生き方をしていても、
実際はエゴで劣等感を満たすために、敢えて上に立つためにそういった方々を見つけては、
アドバイスと称して優越感に浸りたい方もいらっしゃいます。
しかしながらそういった方々は決してプロのカウンセラーやセラピストとして活躍できる器ではありませんので、
うまく聞き流す、上手に失礼がない様に受け返すメンタリティを習得する上でも、
やはり丹田を一定以上鍛えられる必要はあるかと思われます。
丹田を鍛えることで現実と向き合えるパワーが蘇り、グランディングがしやすくなる
グランディングがしにくい背景には、現実が辛すぎて向き合いたくない、という心理的な要因もあります。
一時の回復のために避難するのは有効な手段です。
しかしながら、それはあくまで一時的な方法にすぎず、最終的には自分でまた辛いと思っている現実と向き合っていく勇気が必要です。
丹田を鍛えることで、そういった恐れや不安と向き合える意志の力を取り戻しやすくなります。
ある意味、グランディングとは生命力を取り戻すことであり、自分の足で人生と向き合う意志の力でもあります。
そういった本質的な意志の力によって人生を切り開くことによって、本質的なスピリチュアルな経験、シンクロや引き寄せなどが起こりやすくなるものです。
現実逃避的なスピリチュアルは一時的なもので、いつかは卒業する必要があると個人的には考えています。
そして本当の意味で自分の恐れや不安のパターンを丹田を鍛えて乗り越え、そして一度でも本質的なスピリチュアルな経験を人生で体験できてしまえば、
本当の意味での人生の楽しさ、と言うものも分かってくるのではなかと思います。
丹田を鍛えることで生命力、人生の活力を取り戻す
まず依存的なスピリチュアルを脱する準備ができた方には、
一時の幻想から離れて再び立ち向かう勇気と覚悟が必要となります。
そのためにも、丹田を鍛えることでふわふわしていた下半身を再び活性化させ、
グランディングを始めていく必要があります。
おススメの方法の一つがやはり「丹田呼吸法」です。
どちらかというと、活力を取り戻す必要があるのでアクティブにする必要があります。
というのも、スピリチュアル依存の方々は副交感神経が優位になりすぎている傾向が強く、
どちらかというと鬱症状になっている場合が多いです。
その対極となるのが交感神経が優位のアクティブなエネルギーであり、
グランディングもどちらかというと交感神経を優位にさせるものです。
ですので、バランスを取る上でリラックスしすぎたエネルギーに活力を取り戻す必要があります。
おススメの丹田(腹式)発声法
フリーアナウンサーの小紫真由美さんの動画です。
私は毎朝100回この「丹田(腹式)発声法」を取り入れ、
エネルギーをアクティブにして仕事に行くようにしていました。
仕事が忙しすぎて逆に体調を壊しそうになるまでは毎朝100回を習慣付けして、出来る限り意識的にアクティブにするように努力する必要がありました。
そうしないと仕事など日常生活を送ろうとする気力や体力が追い付かなかったからです。
もしも気力や体力が不足していて「グランディングが足りていないかも・・」と思ったら、
ぜひこの発声法を試して頂ければと思います。
丹田を活性化させ、全身のチャクラを活性化させる!
医師で気功を取り入れているベストセラー作家の矢山先生の動画です。
この「矢山式小周天」は、気のボールを練り上げて丹田を含む全身のチャクラを活性化させる気功法です。
人生に必要なエネルギーは丹田だけではなく、むしろその一部にすぎません。
丹田を活性化させて自分のエネルギーを高めた次のステップとして、
こういった方法などを通じて全身のチャクラ、エネルギーを高めて本質的なスピリチュアルな人生を過ごしていきましょう。